

はじめまして、なぎさと申します。 数あるサイトの中から、この**『HSPの休憩所』**に辿り着いてくださり、本当にありがとうございます。
このサイトは、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)という気質と、不安障害を抱える私が、 「どうすれば、この生きづらい社会で、自分を殺さずに生きていけるか?」 という実験と記録をまとめた場所です。
もし今、あなたが仕事や人間関係で悩み、「もう消えてしまいたい」と思う夜があるなら、少しだけ私の話を聞いていただけませんか?
あなたは、決して一人ではありません。
正直に言います。私はずっと、自分が「社会不適合者」だと思って生きてきました。
周りの人が当たり前のようにこなす「普通の会社員生活」が、私にはどうしてもできなかったのです。
・毎朝、満員電車に乗るだけでHP(体力)がゼロになる。
・オフィスの電話が鳴るたびに、心臓が飛び出るほどビクッとする。
・上司が誰かを怒鳴っていると、自分が怒られているような恐怖で動悸が止まらない。
・たった1通のメールを送るのに「失礼じゃないかな?」と20回も見直して、送信ボタンが押せない。
「気にしすぎだよ」 「もっと図太く生きなよ」
そんな言葉をかけられるたびに、「ああ、私はみんなより弱いんだ」「ダメな人間なんだ」と自分を責め続けました。
そしてある日、会社へ行こうとした玄関で涙が止まらなくなり、身体が動かなくなってしまいました。 診断結果は、適応障害と不安障害でした。
休職中、藁にもすがる思いで自分について調べる中で、「HSP(繊細さん)」という言葉に出会いました。
「病気ではなく、生まれ持った気質」 「5人に1人はいる、感受性が豊かな人」
その事実を知った時、大袈裟ではなく、身体を縛り付けていた鎖が解けたような感覚になりました。
私が弱かったわけじゃない。 ただ、「アンテナの感度が高すぎた」だけだったんだ。 そう思えたことで、初めて自分自身を許すことができたのです。
このサイトは、ただの「辛いよね」という傷の舐め合いをする場所ではありません。 私たちが、その繊細な感性を守りながら、したたかに社会を生き抜くための「攻略本」です。
具体的には、以下のような情報を発信していきます。
「会社を辞めたいけれど、次がないのが怖い」という方へ。HSPに向いている仕事や、退職代行を使った逃げ方、在宅ワークのリアルなど、「心の平穏」を守りながら稼ぐ方法を紹介します。
予期不安が襲ってきた時の対処法や、心療内科との付き合い方、他人との境界線(バリア)の張り方など、今日一日を乗り切るための思考法をお伝えします。
ノイズキャンセリングイヤホンや、安眠グッズ、自律神経を整えるアイテムなど、物理的にストレスを遮断する便利グッズをレビューします。
「誰も私の辛さをわかってくれない」 そう感じて孤独になった時は、いつでもこのサイトに来てください。
私は、あなたの痛みが痛いほどわかります。 だからこそ、綺麗事ではなく**「どうすれば少しでも楽に生きられるか」**を、あなたと一緒に考えていきたいのです。
私たちは、少し傷つきやすいけれど、そのぶん人の痛みに寄り添える優しい才能を持っています。 無理して変わろうとしなくて大丈夫。
まずはここで、重たい荷物を下ろして、ゆっくり羽を休めていってください。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。